PAIN

PAIN

「PAIN 」とは 「痛み」を意味し、
世界における様々な「痛み」をコンセプトとして表現したコレクションとなっています。

キリストの受難をコンセプトにした釘の作品の制作がきっかけで、
[D]-TEXTUREの技法を編出し、ブランド活動の原点となりました。

世界では今もなお、争いが絶えることなく続き、武器や兵器が使われ、傷つき亡くなっている方がいます。
しかし武器が存在することを悪だとは思いません。
機能に従ったミリタリーデザインは美しく、例えば日本の歴史では日本刀は武器として多くの人を傷つけ殺めてきましたが、
現在は工芸品としてその性能や美しさで世界から高い評価を受け、研鑽と共に技術の継承が行われています。
そのように武器は争いに使用される役目を終え、
そのデザインや技術が他の役目へと変わり評価されることを願って、このコレクションは世界に作品を発表します。